重量があり、頑丈な耐火金庫は、多くの自治体が「適正処理困難物」に指定しているため、粗大ごみとして捨てることはできません。粗大ごみや不燃ごみとして捨てられる金庫は、手提げタイプなどの耐火性の備わっていない金庫です。この記事では岡山県内主要自治体が指定する金庫の分別区分や処分方法について解説しています。金庫の処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
岡山県内主要自治体における金庫の分別区分
岡山県内主要自治体(岡山市・倉敷市・津山市・玉野市・笠岡市)の中では、岡山市、津山市、笠岡市が、耐火金庫を「適正処理困難物」として「引き取れない」と明言しています。これらの自治体では、耐火金庫を粗大ごみとして処分できないので、販売業者や不用品回収業者に相談して処分しなければなりません。
倉敷市は、幅が50cm未満の小型金庫であれば「粗大ごみ」として収集可能だとしています。
玉野市は、一辺の長さが50cm、もしくは容積が20Lを超えない金庫は「不燃B」、このサイズを超える金庫は「粗大ごみ」としています。
ただし、倉敷市と玉野市に関しても、耐火金庫を処分する際は念のため市に確認することを強くおすすめします。
岡山県内で金庫を処分するには?
耐火タイプではない、金属製の持ち運べる金庫ならば、ほとんどの自治体で「不燃ごみ」、もしくは「粗大ごみ」として処分できます。各自治体、サイズなどの条件が異なりますので、詳しくはお住まいの自治体に確認してください。
耐火金庫を処分する際は、先ほども触れたとおり、販売業者、もしくは不用品回収業者に相談するのが一般的です。
金庫は売却処分可能?
金庫はそうそうこわれる物ではありませんから、こわれていなければ売却できる可能性もあります。ただし、耐火金庫は20年程度立つと耐火性能自体がかなり失われてしまっているため、年式の古い物は高値では売れないのが実情です。反対に「テンキー式」や「指紋認証機能付き」などの高年式の金庫は、比較的高く売れる可能性があります。
持ち運べるタイプや小型の金庫なら、ネットオークションに出品することでお金に換えられるかもしれません。出品リストの作成に多少の手間はかかりますが、1000点を超える金庫が「ヤフオク!」に出品されていることからもわかるとおり、チャンスはあります。「できることならお金に換えたい」とお考えの方は、挑戦してみてもいいでしょう。ただし、確実に売却できるわけはないので、一定期間出品しても売れないようなら、業者に依頼して処分しましょう。
売却できない耐火金庫はお金を払って引き取ってもらうしかない
売却できない耐火金庫は、不用品回収業者や、金庫の修理・解錠・処分などを行う専門業者に依頼して引き取ってもらうしかありません。耐火金庫は重量物なので、処分費用もかさみます。家庭に設置する小型の耐火金庫なら数万円程度で処分できる可能性がありますが、階段を使わなければ運べないケースや、リフトなどの特殊な設備を使って運び出さなければならないケースでは、処分費用はかなり高額になります。
岡山えびすサポートは金庫の買取も可能です
岡山えびすサポートは、不要になった金庫の回収だけではなく、買取も行っています。再販できることが条件になるため、確実に買い取れるわけではありませんが、需要があるかぎりは買取可能です。
「もしかして売れないかな?」
と思ったら、お気軽に岡山えびすサポートまでご連絡ください。
まとめ
多くの自治体が処理困難物に指定している耐火金庫は、粗大ごみとして処分することが不可能です。持ち運びが可能な小型金庫なら「不燃ごみ」として捨てられる自治体もありますが、処分方法について詳しくは、お住まいの自治体のホームページ等で確認することが先決です。遺品整理や空き家の整理など、金庫のほかにも数多くの不用品を処分する予定がある方は、岡山えびすサポートにご相談ください。
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