ダンボールの処分方法は自治体により大きく異なります。
この記事では岡山市におけるダンボールの処分方法を紹介しています。岡山市はごみのリサイクルに積極的なので、ダンボールも自治体が主導してリサイクルのために回収しています。
岡山市におけるダンボールの分別区分
岡山市は、ダンボールを「資源化物」のなかの「古紙」という分別区分に指定しています。
ダンボールの出し方
岡山市は、資源化物に該当するごみを「資源化物ステーション」と「資源回収所」で回収しています。また、市内にある製紙原料業者(民間協力事業者)もダンボールを回収しています。
ダンボールを出す際は、以下のことを守りましょう。
・伝票、テープ類をはがす
・できるだけ大きさをそろえてまとめる
資源化物ステーションに出す
資源化物ステーションは、地域によっては通常のごみステーションとは異なる場所に設置されていることがあるので、わからない場合は地域の自治会などに確認してください。
資源化物の収集は月に2回です。古紙にはダンボールのほか、「新聞紙・チラシ」「雑誌・雑紙」「紙パック」に分類されますが、それぞれをひもで十字にしばって資源化物ステーションに出してください。
資源回収所に持ち込む
不要なダンボールを資源回収所に持ち込んで処分することも可能です。資源回収所は、市のごみ処理施設内に設置されています。
・当新田資源回収所
住所:南区当新田486-1 電話:086-241-7859(土日は連絡不可)
※祝日を含む月~金曜日の8時~15時30分に開場
・東部資源回収所
住所:東区西大寺新地453-5東部リサイクルプラザ駐車場
電話:086-944-7122(土日は連絡不可)
※祝日を含む日~金曜日の8~15時に開場
・西部資源回収所
住所:北区野殿西町428-2西部リサイクルプラザ
電話:086-214-2650(土日は連絡不可)
※祝日を含む日~金曜日の8~16時に開場
製紙原料業者(民間協力事業者)
岡山市は民間業者に協力を依頼してダンボールを回収しています。岡山市内にはいくつかの製紙原料業者があるので、岡山市のウェブサイトで確認してください。
不用品回収業者を利用してダンボールを処分
岡山市民の皆様は、不用品回収業者を利用してダンボールを処分することも可能です。
岡山市のサービスがこんなに充実しているのに、なぜお金がかかる不用品回収業者を利用する必要があるのかわからない方もいらっしゃるかもしれませんが、不用品回収業者を利用することで得られるメリットがあります。
ダンボールを処分するタイミングで、ほかにも不要な家財などを処分する場合は、不用品回収業者の利用を考えてみてください。
引っ越しや大掃除の際に不用品やごみを分別して処分するのは大変です。不用品回収業者を利用する場合、分別作業は業者がやるので、分別のことは気にせずに出せます。
ダンボールのような資源も、業者がしっかり分別してリサイクルに回しています。
引っ越しで使ったダンボールなら引っ越し社が引き取ってくれるかも
処分しようとしているダンボールが引っ越しで使ったものならば、利用した引っ越し社が引き取ってくれる可能性があります。すべての引っ越し社が対応しているサービスではないので、引っ越しの際はこのサービスを利用することを見込んで業者を選んでもいいかもしれませんね。ただし、別途処分費用を請求されることもあるので注意が必要です。
ダンボールはリサイクルの優等生
ダンボールは日本の物流をこれまでも支えてきましたが、コロナ禍以降、ネットショッピングの利用が増え、一般の家庭でもダンボールを扱う機会が格段に増えました。
このダンボール、実はほぼ100%がリサイクルされていることをご存じでしょうか?家庭から排出されたものも企業から排出されたものも、ほとんどが回収され、プレス等の処理が行われたあと、ダンボールの原料になります。
資源の枯渇が危惧されるこれからの時代、ほぼ100%がリサイクルされているダンボールは、リサイクルの優等生と言ってもいいほど、日本社会で大きな役割を果たしています。
まとめ
岡山市はダンボールを資源化物ステーションから週に2回回収しているほか、資源回収所などの拠点を設けてダンボールの持ち込みを受け入れています。
ダンボールのほかにも不要な家財などの処分を希望する方は、不用品回収業者を利用するとすべてをまとめて処分することが可能です。
岡山えびすサポートは、岡山市を含む県内全域で一般家庭を対象に片付けに関わるサービスを広く提供しています。ダンボールを含む不用品の処分を予定されている方は、ぜひご連絡ください。