ガスコンロ用のガス缶や、殺虫剤などのスプレー缶は、普通の缶ではないため分別に迷う品目です。岡山県内では自治体により異なる分別区分に指定しているため、処分する前には、やはり自治体のホームページやゴミ捨てパンフレットを確認する必要がありそうです。この記事では、岡山県内主要自治体におけるスプレー缶やガス缶の処分方法を解説しています。処分にお悩みの方は、ぜひ読んでみてください。
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スプレー缶やガス缶は自治体の通常収集で処分可能
スプレー缶やガス缶は、一見、捨てづらそうに見えますが、多くの自治体で、通常の分別収集で捨てられます。ただし、分別区分は自治体により異なるので、ここでは岡山県内主要自治体の分別区分について紹介しておきましょう。
岡山市における分別区分と処分方法
岡山市は、カセットコンロのガス缶や殺虫剤などのスプレー缶を「資源化物」の分別区分に指定しています。地域に月2回設定されている収集日に、「資源化ステーション」に捨てることが可能です。その際、中身を完全に使い切り、穴はあけずに緑のコンテナに出します。
倉敷市における分別区分と処分方法
倉敷市は、ガス缶やスプレー缶を「資源ごみ」の分別区分に指定しています。地域に月1回設定されている資源ごみの収集日に、ごみステーションに出すことで処分可能です。倉敷市では、中身を完全に使い切ったあと、風通しのよい場所で缶に穴をあけてから出します。
なお、真備地区には資源ごみの収集日がないので「燃えないごみ」の収集日に出します。
津山市における分別区分と処分方法
津山市は、ガス缶やスプレー缶を「缶(資源ごみ)」の分別区分に指定しています。中身を完全に使い切り、穴はあけずに資源ごみの収集日に出します。
玉野市における分別区分と処分方法
玉野市は、ガス缶やスプレー缶を「危険性の物」として収集しています。ガス缶やスプレー缶は必ず使い切り、穴をあけてから「危険性の物」の収集日にごみステーションへ出します。
笠岡市における分別区分と処分方法
笠岡市は、ガス缶やスプレー缶を、そのまま「スプレー缶、ガスボンベ缶」の分別区分に指定しています。中身を必ず使い切り、穴をあけてから資源ごみの収集日に地域のコンテナボックスに出します。塗料などの汚れが付着しているスプレー缶については、同様の処置をしたうえで「不燃ごみ」の収集日に出してください。
スプレー缶やガス缶を処分する際の注意点
スプレー缶やガス缶の中身を使い切らずに捨ててしまうと、重大な事故につながるおそれがあるので、必ず自治体の指定する方法で処置を行ってから処分します。
中身を使い切ることは、どこの自治体でも鉄則です。その際、屋内ではなく、風通しのよい屋外で作業するようにしましょう。火の気がないことも必ず確認してください。
スプレー缶やガス缶は、取り扱いを誤るとご自身だけではなく、周囲の人にも害を及ぼすほど危険な物です。十分に注意して作業してください。
LPガスのガスボンベは業者に確認
カセットコンロ用のボンベ缶は、自治体の資源ごみの収集日に処分できます。しかし、LPガス(プロパンガス)のボンベを自治体のごみ収集サービスを利用して捨てることはできません。処分方法については販売店に問い合わせてください。
不用品回収業者もスプレー缶・ガス缶を回収可能
不用品回収業者を利用してスプレー缶やガス缶を処分することも可能です。自治体のサービスで処分できるので、ほかにも不用品がある場合に利用を検討するとよいでしょう。
まとめ
岡山県内では、呼び方はやや異なるものの、スプレー缶やガス缶を資源ごみの収集日に捨てられます。必ず中身を使い切り、穴をあけるかどうかについては各自治体のルールに従ってください。
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