保冷剤は、ゲル状の物質が中に入っているので、分別区分がわかりにくい物のひとつです。保冷剤を自治体のごみ収集サービスを利用して処分する場合は、何のごみの日に出せばよいのでしょうか?この記事では、意外にわかりにくい保冷剤の処分方法や、保冷剤の活用方法について解説しています。保冷剤の処分にお困りの方は、ぜひ読んでみてください。
保冷剤の素材について
液体のようなゲル状の物質が中に入っている保冷剤。保冷剤の中身は、実はほとんどが「水」。保冷剤の約2%だけ「高吸収性ポリマー」という物質が使われており、これが水をゲル状に固めています。この高吸収性ポリマーは、私たちの生活に欠かせない物になっており、芳香剤、除湿剤やおむつ、災害用の簡易トイレなどにも使われています。
保冷剤の分別区分
岡山県の主要自治体では、岡山市が「可燃ごみ」、倉敷市が「燃やせるごみ」、津山市が「可燃ごみ」、玉野市が「可燃ごみ」、笠岡市が「燃えるごみ」の分別区分に保冷剤を指定しています。つまり、保冷剤は「燃えるごみ」です。
保冷剤を処分する際の注意点
保冷剤を処分する際は、そのままの状態でごみ袋に入れます。決して中身を出してシンクなどに流してはいけません。高吸収性ポリマー自体はそれほど危険な物質ではありませんが、その水を吸収しやすいという性質により、下水道や排水口を詰まらせてしまう可能性があるので注意が必要です。
保冷剤はアイデア次第で再活用可能
保冷剤は、ご紹介したようにかんたんに捨てられる物ではありますが、保冷剤として活用するだけではなく、ほかの用途として活用することも可能です。どんな再活用の方法があるのでしょうか?
保冷剤を消臭剤として活用
すでにゲル状になっている保冷剤を適当な大きさのガラス瓶などにあけます。そのまま冷蔵庫や下駄箱など、ニオイが気になる場所に置いておくと、消臭剤の役割を果たしてくれます。ゲル状の保冷剤にアロマオイルを数滴たらしておくと、香りのついた消臭剤として機能します。
ガーデニングに活用
水を吸収する性質を持つ高吸収性ポリマーは、保冷剤としてではなく「保水剤」として使用できます。ジェル状の保冷剤をそのまま植木鉢の土の上にまいておくと、高吸収性ポリマーからゆっくりと水が土の中へ浸透していきます。2~3日家をあける程度なら、この方法で水やりをすることが可能です。
切り花にもこの方法は使えます。とくに夏場は花瓶の水の減りが早いものですが、花瓶の中にジェル状の保冷剤を入れておけば日持ちします。
カイロとして活用
「保冷剤が保温材になるなんて」と思われるかもしれませんが、保冷剤は立派にカイロとして使えます。保冷剤を袋のまま40℃程度のぬるいお湯で湯せんすればカイロになります。
キャンドルホルダーとして活用
ゲル状の保冷剤を適当な大きさのガラス容器などにあけただけでキャンドルホルダーになります。保冷剤の中にキャンドルを立てれば、溶け出したろうを保冷剤が吸収してくれるので安心・安全です。
保冷剤など台所まわりの不用品の処分にお困りの方へ
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まとめ
その感触から「どうやって捨てたらいいの?」と思ってしまいがちな保冷剤は、自治体の燃えるごみの収集日に捨てられます。保冷剤は、スイーツや生ものを購入したときに付いてくることが多いので何かとたまりがちです。しかし、保冷剤は日常生活やガーデニングにも役立てられるので、たくさん余っているという方は別の使い方で活用してみてください。
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