オートバイ用のフルフェイスヘルメットは、頭だけではなく、顔面、あごをほぼ完全に保護する構造になっており、とても頑丈です。当然ながら、落としても割れることはありませんし、硬く、とても燃えそうにも見えません。そのため、ヘルメットを捨てようと思っても分別区分がわかりづらく、「粗大ごみでは?」と考えている方も少なくないようです。この記事では、岡山県の主要自治体におけるヘルメットの分別区分や処分方法を紹介しています。ヘルメットの処分にお困りの方はぜひ読んでみてください。
岡山県内主要自治体におけるヘルメットの分別区分と処分方法
岡山県内主要自治体(岡山市・倉敷市・津山市・玉野市・笠岡市)であっても、ヘルメットの分別区分はまちまちです。それぞれの自治体における分別区分についてまとめてみました。
岡山市におけるヘルメットの分別区分と処分方法
岡山市は、オートバイ用のヘルメットと自転車用のヘルメットを別の分別区分に指定しています。岡山市では、オートバイ用のヘルメットは「不燃ごみ」、自転車用のヘルメットは「可燃ごみ」です。どちらのヘルメットも、地域ごとに行われているそれぞれの収集日に処分することが可能です。
倉敷市におけるヘルメットの分別区分と処分方法
倉敷市は、ヘルメットを「燃やせるごみ」の分別区分に指定しています。地域に設定されている燃やせるごみの収集日に、ごみステーションに出すことが可能です。
津山市におけるヘルメットの分別区分と処分方法
津山市は、ヘルメットを「不燃ごみ」の分別区分に指定しています。地域に設定されている不燃ごみの収集日に捨てられます。
玉野市におけるヘルメットの分別区分と処分方法
玉野市は、ヘルメットを「不燃B」の分別区分に指定しています。地域に設定されている不燃ごみの収集日に捨てられます。
笠岡市におけるヘルメットの分別区分と処分方法
笠岡市は、オートバイ用のヘルメットを「燃えないごみ」、そのほかのヘルメットを「燃えるごみ」の分別区分に指定しています。地域に設定されているそれぞれのごみの収集日に捨てることが可能です。
ヘルメットを処分するそのほかの方法
自治体が提供しているごみ収集サービス以外の方法でもヘルメットを処分することは可能です。製造からそれほど時間が経っていないヘルメットなら、売却も視野に入れられます。
ヘルメットを寄付することで処分
使われなくなったヘルメットやオートバイ用品を集めて新興国に寄付している団体があります。こわれていない、まだまだ使用できるヘルメットなら、こうした団体に送るだけで社会貢献になります。
オートバイ用のヘルメットだけではなく、作業用の安全ヘルメットや防災ヘルメットを集めて新興国に送っている団体もあります。見知らぬ国の道の上、見知らぬ国の工事現場で、あなたのヘルメットがまた誰かの役に立つのです。
オートバイ用品買取店に売却
オートバイ用品を専門に買い取っているショップにヘルメットを売却することも可能です。一般的にオートバイのヘルメットは3~4年も使うと寿命だといわれますが、これが直接、店が査定をするか否かを決める基準になるわけではありません。
日本の有名メーカーのヘルメットは需要が多いので、人気のモデルならある程度古くても売却できる可能性はあります。もちろん、傷や汚れの度合いも査定の基準になりますので、あまりにも傷みのひどいヘルメットは、有名メーカーの製品でも売却できません。
ネットオークションへの出品も検討
オートバイ用品買取店に名の知れぬメーカーのヘルメットを売却することは不可能です。しかし、ネットオークションなら、欲しいと思ってくれる人さえいれば売却できる可能性があります。
日本最大のネットオークション「ヤフオク!」には、4000点以上の中古ヘルメットが出品されています。ヘルメット程度の大きさなら、梱包や発送の手間もほとんどありませんので、「少しでもいいから現金にしたい」という方は出品してみてはいかがでしょうか。
業界団体のネットワークを利用してリサイクル
「日本ヘルメット工業会」という業界団体が、使われなくなったヘルメットのリサイクルに取り組んでいます。業界に加入しているヘルメット販売店などが窓口になり回収したヘルメットを分別・処理したあと、セメントとしてリサイクルしています。
ただし、一般の方がこのネットワークを利用する際は、会員になっているショップや会社を探さなければならないので、あまり現実的な処分方法とはいえません。
ヘルメットを不用品回収業者に依頼して処分
不用品回収業者を利用してヘルメットを処分することも可能です。ただ、ヘルメットをひとつだけ不用品回収業者に処分してもらうとなると、費用対効果がよくないのであまりおすすめできません。不用品回収業者を利用する際は、たとえば、不要になったグローブやウェア、パーツなど、ほかのオートバイ用品とまとめて出すといいでしょう。不用品回収業者は、ほとんどの不用品を引き取れますし、再販可能なヘルメットなら買い取ってくれる可能性もあるので、ヘルメット以外にも不用品がある場合は、不用品回収業者の利用を検討しましょう。またヘルメットとセットでバイクも一緒に処分することも可能です詳しくはこちらの記事もご覧ください。
(参考) 岡山でバイク・原付を簡単に処分する方法
岡山えびすサポートはヘルメットを買取可能
岡山えびすサポートでは、ヘルメットだけではなく、グローブやウェアなどのオートバイ用品、タイヤ、オートバイ本体まで、オートバイとオートバイに関わる物品を回収しています。状態良好な再販できるヘルメットなら買取も可能ですので、「これ売れないかな?」というヘルメットをお持ちなら、お気軽にご相談いただければと思います。物置やガレージを片付けると、思いのほかたくさんの不用品が出てくるはずです。そのヘルメット、岡山えびすサポートなら買い取れるかもしれません!
まとめ
処分方法がわかりにくい物のひとつ「ヘルメット」は、岡山県内主要自治体では「可燃ごみ」、もしくは「不燃ごみ」として、地域に設定されているそれぞれのごみの収集日に処分することが可能です。そのほかの自治体にお住まいの方がヘルメットを処分する際は、念のため自治体のホームページなどで分別区分を確認してください。ヘルメットのほかにも処分する物があるようなら、不用品回収業者を利用するとスムーズです。